体の疲労と脳の疲労の違い

肉体労働での体の疲労とディスクワークでの脳の疲労の違いについて考えてみる。
私はシステムエンジニアなので、日々ディスクワークで基本的にパソコンの前に座って作業しています。

ディスクワーク(ホワイトカラー)なので、疲れないと思いきや実は難解なプログラミング作業や脳をフル回転させる業務があると、凄い疲れます。
おそらく脳の疲労の部類だと思いますが、一日中集中した時の脳の疲労度は、肉体労働での疲労とはまた違った疲れとなります。

例えていうならば、一日中難解なパズルやクイズを解いた時のような疲れです。
一方、肉体労働での疲労はたしかに体がコテンパンに疲れますが、脳はそこまで疲れていません。

肉体疲労と脳疲労の作業後、どちらがご飯が美味しいかというと肉体労働の方です。
単純に体が疲れて、エネルギーが消費しているので、お腹が空き、ご飯が美味しくなります。脳疲労の方はというと、また、違った感じでも、むしろ食欲がなくなる時もあります。

肉体疲労と脳疲労でどちらが健康的かというと、やはり肉体疲労のほうだと思います。
古代の原始時代から人間は肉体労働に近い状態でしたから、その方が、人間的な生活にあっているのでしょうね。

ただ、現代は、肉体労働の仕事が徐々になくなり、機械化やAI化されて、脳を使う仕事が人間の役割になりつつあります。
賃金もより脳を使う仕事の方が高いですよね。弁護士や医者など…

同じ疲労でも肉体と脳でどういったメカニズムで違うのかが最近気になります。
体を使い過ぎた場合、休息が必要なように、脳を使い過ぎた場合も、脳のリフレッシュが必要ですよね。
どういったリフレッシュが効果的なんだろうなぁ。